前回の記事でアクセス解析ツールのGoogleAnalyticsと検索トラフィック確認ツールのGoogleSearchConsoleを関連付けして連携する手順を説明しました。
続いてGAとサチコ連携後に分析できることについて説明します。
※以下、GA=GoogleAnalytics、サチコ=SearchConsoleと記述する場合があります。
大きく説明すると、
訪問前の行動は参照元(どこから来たか)程度しかわかりません。
ただしSearchConsoleと関連付けたらGoogle検索での訪問者の行動も分析できるよ。
といった感じになります。
ほとんどのサイトで訪問経路(参照元)の一番手であるGoogle検索の状況を把握しましょう。
GoogleAnalytics集客メニューのSearchConsoleが有効に
連携したことでGoogleAnalyticsの集客メニューにあるSearchConsoleが利用できるようになります。
※連携前でもメニューに表示されてるはずですがアクセスしても利用不可で関連付けを推奨されます。
それでは順番に確認しましょう。
ランディングページ
回答：訪問者が最初に訪れたページです。
Googleでキーワード(検索クエリ)を入力して検索結果に表示された自分のサイトのページということになります。
※ランディング＝着地
ランディングページではGoogle経由で訪問があったページを軸にして
- 表示回数：Google検索結果への表示回数
- クリック数：表示された自分のページがクリックされた数
- クリック率：クリック数÷表示回数
- 平均掲載順位：検索結果に表示される順位の平均
が確認できます。
記事数少なくてまだまだナレッジにならないので公開しちゃうわ。
それぞれの項目に対して簡単に説明します。
表示回数
Google検索結果への表示回数です。
利用者がGoogleで検索キーワードを入力して検索した結果に表示された回数です。
クリック数
検索結果に対してユーザーが「見たい！」と思って自分のページをクリックしてくれた数です。
ちょっと乱暴ですが単純にGoogleからの訪問回数と考えてもよいです。
クリック率
検索結果に表示された回数のうち、クリックして訪問してくれた数です。
※検索結果上位に表示させるほうではなくタイトルやDeiscriptionなどを検索結果に正しく情報を表示させるほうのSEOです。
クリック率はCTR(Click Through Rate)と表現されたりします。
平均掲載順位
検索結果の平均掲載順位です。
SEOの成果として平均掲載順位をKPI(重要業績指標：いわゆる目標)にすることが多いです。
ページ単位で確認
分析結果のランディングページをクリックするとそのページ単位のキーワードと分析結果を確認できるのでよく使います。
平均掲載順位という項目が重要です。
- ページ単位
- キーワード単位
に平均掲載順位を確認することができるので
参考：表示回数、掲載順位、クリック数とは|SearchConsoleヘルプ
